The tear of a doll

作者HARUKA

廉と出会った陽奈。誰も笑った顔を見た事がないという。彼は人形のように美しく人との交わりをやめていた。そんな廉と接していく陽奈。二人の本当の出会いはいつから――?

昔 昔 あるところに



美しい人形と小さな女の子がいました



「君は、特別なんかじゃないよ。」





人形は 涙をながした





なぁ…おぼえてるか?