泣きたいくらい泣けない

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在学中親元を離れて遊んでいた大学4年の夏休みの終わり…不意に電話が鳴る。「お母さん癌で余命半年だって…」まるで他人事のように聞こえた電話越しの親父の声。それは人生におけるもっとも大切な半年の始まりであった。