高校生たちのどうでもいいような、それでもどこか大事だったりする日常会話の短編。
高校生や先生たちに纏わる
短編集です。
「…オレ、まだここにいたいよ」
「え?」
「先生と…一緒にいたい」
と、彼が静かな声で言った。
とっくに変声期を迎えている黒峰君の声。
わたしはそれを知っている。
今までこの耳に流してきたはずだ。
それなのに…。
こんなにも、胸の奥が震えるのは何故だろう。
byある日の授業風景、美術編
≫更新!!④ある日の授業風景、美術編
どれからでも単独で読めると思います∮