堕ちていく幸福

作者ゆうきみなみ

もっと近寄れたらいいのにでも一人の人間と一人の人間には限界があって誰も入り込めないくらいに抱き合って眠った

「もっと抱きしめていい?」

いろんなことを乗り越えてきた彼のわたしへの言葉はいつも真っ直ぐで時折生きてきた年数を物語ってるような気がした