ちいさなたからもの

作者恒美

幸せの形は、ひとつじゃない。どんなにちいさくても、幸せはある。

とても幸せだった・・・



それが幸せだということを忘れてしまうほど、幸せだった。



でも、突然それは終わってしまう。



こんなに悲しいことがあるなんて、知らなかった。



俺は絶望に吸い込まれた。



暗闇の中、打ちひしがれることしかできなかった。



けど、絶望の先に。



幸せは、あったんだ・・・