拝啓 野球少年

作者


忘れない



桜の花びらの中で

笑ってた姿


夏の日差し浴びながら

白球を投げ続けてた姿


秋の枯れ葉を踏みながら

寂しそうに歩いてた姿


冬の白い雪に馬鹿みたいにはしゃいでた姿



そして二回目の春に

野球が好きだって言った、嬉しそうな横顔



絶対、忘れない。