夕紅-あるいは苺のクレープ◆

作者アキ


零れ落ちそうな赤く熟れた太陽に照らされて、


雲は恥じらいに染まりゆく



夜は躊躇いがちに時の裳裾に手を伸ばし、


おずおずと、ミルクのように空で溶け合う



全ての始まりであり、

全ての終わり・・・・



その美しき黄金の、




『夕紅-ゆうくれない』