【さようなら】

作者ルキ



僕には、小さい頃から


親友が2人いて



別に、親戚でもなくて


1人は家が近いけれど


もう1人は家が遠くて




手を繋いでくれた


3人で


輪になって




繋ぐことに夢中だったから


何時か この手が



離れるということさえ



思いもしなかった。