ある町に、誰もが怖がる、1本の木が
ありました。
その木は、「12時の木」と、呼ばれていました。
その名の由来は、夜中の12に
その木の場所に、1人で行くと、
髪の毛の長い女性が、現れるという、
言い伝えがあったのです。
ですが、「12時の木」には
もうひとつの名があったのです
その名は、「運命の木」
その名の由来は、好きな人、または
付き合っている方と来て
告白、プロポーズをすると、
必ず、その恋は、成功するといわれて、いるのです。
ただし、それには、条件があるのです。
それは、真っ白い、一輪の
桜草を、告白、プロポーズをするときに、
渡さなければいけないのです。
真っ白く、きれいで、咲いたばかりの花をね。