眠りから醒めたら

作者白兎(*`ω´*)

眠りから醒めたら、


声をあげろ。


手を伸ばせ。


欲しいものはそこにある。



男の絶叫が、痛々しいほど気高い声が辺りに響いた。





「身分違いの恋なんて、所詮幻想よ。それが夫婦になった後なら尚更。」




美しい公家の跡取りと平凡一般市民。



二人の思いはまだ蕾のまま・・・。




H24 7月 25日~