水溜りの中で君は。

作者烏丸時雨




家の中から見る雨が好きだった。


雨でぬれた君の髪を拭くのが好きだった。



『すべて終わりにしたくなかった。』



そう笑う君の顔は今まで見た君の中で、一番きれいだった。