堕天使ととある少女のお話

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――あの日貴方は言った


  『俺は天使ではない、悪魔だ』――と


 貴方はこう言う――


  『俺は堕ちたんだよ、天界からな。でもお前には関係のないことだ』――と。


 ――黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から堕ちてしまった。もろもろの国を倒したものよ、あなたは切られて地に倒れてしまった――


神は彼にそう告げた。


 幼き少女は、彼と約束をした


  『またいつか会おうね――』


  『あぁ、待ってる――』




 それから、10年後、貴方は私との約束を覚えていますか――? 





 ※団体・一部の人物・物語は全てフィクションです。

 作者の捏造有。