彼と彼女と夏空と、

作者桜田ユイ




彼女の写し出す世界は

息が止まるほど、美しかった





「一夏さんが撮った空は

なんでこんなに綺麗なんスか」


「そんなのあたしが空を

好きだからでしょ」



夏のはじまりに出会った彼女は

カメラと希望を持った人でした