~この想いを歌に乗せて~

作者高崎

「稲妻のように煌めくきっかけさえあれば、俺の日常もかわるかも…」なんてことを考えつつも、無気力な日々を過ごしていた16歳の初夏。でもその稲妻がホントに俺を襲った。10年ぶりに出会った従姉は大人で、甘い香りがして、そしてギターが上手くて。だから俺は彼女の気を引くために必死でギターを練習したんだ。でもそんな俺を一途に見つめてくれる女の子も現れて………。