とにかく「変」
感動も泣きも、いやしも無い小説。

読む人によっては笑いすらも、無いかもしれません。


とにかく変です。

文章はきちんとしている(…と思う)のに。登場人物もストーリーも、何もかもが変。


「僕」(主人公)を上回るような変な人が、次々に出てきます。

でも、最も変で、「最低」だったのは……。


好みが分かれそうで、独特な小説のように思えます。


理解できなかったところも含めて、私はとても好きでした。