廓詞~くるわことば~

作者紫木 春紀

時代もの。とある都の遊郭で働く遊女光伶(こうれい)。ある日、行き倒れた異人、アースを拾う。ありのまま過ごすアースに少しずつ惹かれていく。

遥か昔、ある街の遊郭で一人の女が働いていた。

その名は「光怜(こうれい)」

光怜は、道端で倒れていた異人を拾う。

どこか優しいお話。