「鳥籠の鍵は海の底に沈んだ」


 人はいつまでも死ねなくて。人はただ、殺されるのを待つだけの悲しい人形でしかないの。

私達は永遠の刻を独りで生き、久遠の闇を彷徨い歩く。

そして人は、大切な何かを初めて得る。



「もう一つの鍵はお前が持ってる」