ひな

携帯小説には勿体ない!
漢字というのは一文字だけでも意味を持つ。
この小説は言葉の一文字一文字に意味を持たせ全く無駄がない。
携帯の液晶画面ではなく紙媒体でじっくりしっかり読みたい!

文字から溢れ出す夏の匂い、鮮やかな生の世界から色を無くして行く死の世界。聞こえていた鮮やかな音。
描写は言うまでもなく、はかなくも暖かいラストは短編とは思えない満足感を与える。


これぞ『小説』


是非一度お読み下さい!