千の夜をこえて[最後に伝えたい言葉]

作者百華




あなたと出会ってから四度目の春を迎えようとしています




ちょうどあのつきあった日から千の夜を過ごし



この卒業の日を迎えます



あなたと作った思い出はあまりにも少なかったけど




どれも思い出すたびに胸が締め付けられます




たった三ヶ月の恋




まだガキで大人の恋に恋する幼い主人公



[ゆかり]





私を大人にしてくれたのはたった一人の同級生



[ひとし]





千の夜をこえて



伝えたいのはたったひとつだけです




この話は実話を含めたフィクションです