茜色すぐる
文章力すらも見所
内容も見所ありだが、
とにかく文章力!
作品全体が文章力に引っ張られている。読みやすい物語とはこういうものなのだろう。
ストーリー自体も先が読める展開を匂わせておきながら、それを裏切る。
ぶっちゃけ、裏切るまでの伏線はちゃんと用意されているが、そこを強く主張させていない辺りはこの作家ならでは。
多分、そういう伏線を張れるiらんど作家はかなり少ないんじゃないかな?
サブキャラにも伏線の肉付けがしっかり出来ているのがまた良い。
【…………】
↑の多様がこの作家の特徴なのだが、現在と過去を行き来するこの物語には非常に効果的だった。
これは狙ったのだろうか?