そこにあったのは、
神々の日常のささやかな幸せ。
「フィオエニッシュ様・・・
願いって、どこに消えてしまうんでしょう?
あのとき願った、たったそれだけの小さな幸せ。
わがままでしたか・・・?
私たち、その願いを叶えてはいけないくらい、
世界から嫌われていたんでしょうか?」
願ったのことはたった一つ。
大切な人たちと共に在りたい。
「認めません・・・私は、こんな世界、認めない。
この世界が、
人々が、アルディウスを否定するなら・・・」
神に仕えし巫女の最後の決断。
「私が、この世界を否定します。」
セレスティアルストーリー過去編後編
~神々の黄昏(ラグナロク)~
願いの先にある未来。
神々の魂に、今度こそ幸せを・・・。