作品コメント

投票
構成「80」
文章力「90」
課題「70」


ワタヌキ、海外、エイプリルフール、ホリック。

言い表せない感じじわじわ
文章力[75/100]
構成力[80/100]
課題文[80/100]

好きです。個人的にむちゃくちゃ好きなお話です。点数にするとピンとこないような面白さがありました。頭をつかわせるのではなく、「まあ深く考えたきゃあ考えれば？」みたいな余裕のある謎が滲み出ているところが楽しいです。

ふたり、良いですね、会話とか距離とかなんやかんやが。気持ちよく混乱しながら、有無をいわせない感じであたたかくさせられました。主題はなんなんでしょう、とか、現文のテストじゃあるまいしですが、その辺があまり見えないのが悔しかったです。

有り難うございました。

決勝投票
文章力[80/100]
構成力[90/100]
課題文[60/100]

話運びがとても上手な作品だと思いました。次のページをめくりたい気にさせてくれます。

印象深い。
文章力[75/100]
構成力[70/100]
課題文[70/100]

文体も雰囲気も、どちらもツボです。
なんというか、読んでいて心地よいと思いました。

印象に残った作品です。

神はどこに
80/100

むずかしかったです。個人の読解力を問われますね。
神はいるのかいないのか、ニーチェや無神論のくだりは楽しめたし（好きなのです）、彼らの会話もとてもよかったです。終わりもじーんときました。

ゲームを介して見るセカイ
評点［60/100］
正統派のジュブナイル小説だったと思います。
作中のネットゲームの仕組み（狼が誰かを決めて吊しあげるのは大衆というあたり）がメタファーとして現実世界を表していて上手いと思いました。
ただジュブナイルの命であるはずの成長や変化といった要素が希薄だったと思います。この力量ならもっと作りこめたんじゃないかなーと思ったのでこの評価にしました。
後発なのに、先行作品をどこか一部でも越えようという気概が感じられなかったのも残念でした。