僕たちは、“とびらのまえ”に立っている。
それは“こども”と“おとな”の境のうえ。
ぐらぐらと揺れる、境のうえ。
だから僕らはとても不安定。
心もたくさん揺れていく。
笑ったり、
泣いたり、
怒ったり、
たくさんの感情が僕らを取り巻く。
そして――
そんな中で、僕らは恋をした。