俺様王子と秘密のキスを

作者薄海れこ




「んっ……やぁっ、」



「ほら、口開けろよ」




気づけば、夢中になってた。




「おねだりの仕方は教えただろ?」



「っ、知らないっ……ぁあん」




“お仕置きだな”





そう言ってニヒルな笑みを浮かべる。




そんな彼から、私は



もう




逃れられない。