ある日の暗い夜の事、
わたくしは、
薄暗く不気味な森の奥へと、
進んだ・・・。
噂じゃ、この森は・・・
「赤ん坊の泣き声がする」っと
この様な妙な噂が広がっている・・・
験しに屋敷を脱け出して来たけれど、
一方に何も見つからない・・・
噂はデマだと思い、帰ると・・・
「おぎゃあおぎゃあ!」っと
泣き声がした。
噂どおりなのかわたくしは急いで 泣いてる方に向かうと、 そこには・・・
大きな楠木の下には、まだ、
小さい赤ん坊の2人がいた・・・
しかも、その赤ん坊達は
見間違える程、そっくりだった・・・。
これは、ある有名なお屋敷の令嬢と使用人として働く双子の兄妹の物語です。