からっぽ－空っぽ－

恋愛ものに飽きた方におすすめのお話です。 自分の気持ちって他人からみたらわかってもらえないもの。 それでは他人からみたら自分はどううつっている？ そんな疑問だれしも持った事はありませんか。 この物語は不思議。 きっと僕にはわかり得ない人の心情、気持ち、概念、思考、判断、在り方、そう、存在や個性、独特の世界観を描いている。 リアルで思いおこしても学校では興味をもたないであろう友達【この物語の主人公タイプ】の人の気持ちを描いていてる。 なのに凄く【共感】できる。 こういう生き方、考え方もありだと思わせる作者さんの表現力と構成力。 耳に入りやすい言葉とリズムで切なさや儚さをうたっている。 そして心に残る不思議な暖かさ。 反意的な返しもいい味がでてました。 面白く興味深かったです。 これからも創作活動頑張ってください。 少し心が震えましたよ。

空っぽに満たされている 感情が抜け落ちたような主人公がうつろではかない言葉を 積み重ねているように見えて、それでも少しずつ確かに前 進していく姿は、凍てついた冬を地面の中で過ごし春に なって一斉に芽吹くのを待つ、草花の命の力強さを感じま した。 バレー部の先輩から逃れるシーンは、意外に素早かったん だと少々驚きです。 今後の作品も楽しみにしています。