とある本の館の主、彼は北条 雪斗。彼の館に来た一人の青年が選んだ本は、新撰組幹部達とのもう一つの物語だった。
『人の人生何一つ
同じものはありません。』
登場人物も様々、その暮らしも、生き方も。
事実は人を惹き付ける。
それは誰とて同じ事。
本の読み手は、誰よりも物語りを知らなくてはならないのです。
これは、
身分や価値観に捕らわれぬ
気高き武士達の
もう一つの物語。
「物語は、
パラレルワールドなんだ。」