わたしはどんなときも一人だった。
今もかわらない生き方しかできない。
自分の幸せを自分が認めるしか人はわたしをかわいそうって言う。
そしてかわいそうなわたしを自分で同情してあげる。
自分がキライだ。
だけど
こんな私にも一つだけ願いがある。
そう、あの小さな手に幸せを与えてあげてください。
どうしようないわたしが生きていれるたった一つの赤い糸
この一つの糸をあなたはその小さな手で一生懸命きれないようにしてくれてきた。
たくさんの悲しみを抱えて。
ずっと笑顔で。
今も変わらず。
10年がたった。
どうかあの子に幸せを与えられる日が来ますように。