姉士と志妹と浅葱と。

作者

ひょんなことから幕末で生活を送っていた三人の少女の前に現れたのは……!?

「末っ子の人に妹扱いされると年上でも腹立つんですけど」


自分の常識が通じない世界を、それでも私はありのままで生きたい。


もう誰にも縛られない。

誰も信用しはしない。




「……どうしてっ、私じゃダメなんですかっ………!」


愛されたい、必要とされたい。

お願いだから私を見て…………っ


私を………一番に。




「何の役にも立てない………。

オレなんかいないほうがいいんだよ」


夢も希望もない。

生きていたって仕方ない。


どうしてオレは、世界に存在するんだろう………。






ひょんなことから幕末で生活を送っていた三人の少女の前に現れたのは………!?





※タイトルの『浅葱』は『アサツキ』と読んで下さい。

本編中の『浅葱』は『アサギ』です。