出生魚だった新橋麗華の過去の思い出を事実を基にしたフィクションで執筆中。

エメラルドグリーンの綺麗な海でしか泳げない私は、何色にも染まらない魚類だ。


遠い昔、蓮の浮いた赤い池で恋に落ちたアタシは、金魚ではなく鯉になる。


豪邸の池に飼われた鯉は、放流され野性の鯉になり、寒流に流される。


そして再び運命の人と出逢う―・・・


運命の赤い糸を信じていた私は、貴方のおかげでまたひとつ大人になったよ。


そして出世魚な私は、また名前が変わったよ―・・・新橋麗華に・・・