ある日、突然、彼が死んだ。「大好きだよ」もう、それは呪文。「恥ずかしくなるくらい、大好きって言って?」いつもの、我侭に答えてくれた彼はもういない。
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ある日、突然、彼が死んだ。
「大好きだよ」
もう、それは呪文。
「大好きだよ。大好きだよ。」
繰り返せば、
「ねえ、なりき?」
呼びかければ、
普通に、あたしを抱きしめてくれたその腕はもうない。
「恥ずかしくなるくらい、大好きって言って?」
そう問いかければ、
いろんな表情で、いろんな動作で、いろんな言葉で
「大好きだよ」って言ってくれた彼はもういない。
彼がいなくなって1年が過ぎました。
少しずつ少しずつ、自分の為に書いていければいいなあと。
不定期記録中。
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