西崎 涼那。15歳。
世界で一番、不幸な女。みんな、普通な日常がつまらないとか言うが…それがいっっちばん、幸せだと言う事を知らない。
私は、普通になりたかった、自閉症の兄、アルコール中毒の父、頭がおかしい母、何も知らずに明るい弟。…そして、こんな家庭で育ち、作り笑いしか出来ぬ、私。
こんな、毎日馬鹿馬鹿しい、でも…自殺とかも、馬鹿らしい。
こんな私に…、いつか光は差すかなー?