「そう。アタシは敵なの。…ねえ、捕まえてよ」果たして、彼女の幸せの行方は…?前作『華ノ詩=ハナノウタ=』の続き。
人を今更信じる?
馬鹿言わないで。
人を信じられず、孤独という殻に閉じこもった少女。
俺を信じろィ。
絶対裏切らねえ。
少女の心に入りこんでゆく青年。
青年によって、少女の堅く覆われていた殻は壊された。
けれど・・・
そんな勝手を、許すはずがねえだろ?
少女の雇い主。
アタシは・・・アタシ・・・っ!!
少女の選択は?運命は?
「アタシの運命くらい、自分で決めてみる」
「もう決して、間違えたりしないから」