健健(けんけん)

覚えあり
部活をしていた頃に、足指のマメがイボになってしまったことがありました。

それがなかなか治らなくて、カッターで切り落としていました。

もちろんマメが変質したものなので、感覚はないのですが、あまり切りすぎると毛細血管に到達してしまい、血がにじんで止まらなくなるのです。

だから血の出るか出ないかの寸前まで、自分の足にカッターの刃を入れていく。

そんなことをいつしか楽しんでいました。

そんなことを繰り返していたので、イボもなかなか治りませんでした。


作品を読んで、その時の事を思い出しました。