本当はずっと知っていた。
ここは君の好きな場所だと。
あたしと君だけしか知らない、
特別な場所だと。
だけど知らないふりをした。
まるで初めて見たように。
ねえ、なんでかわかるかな?
君の好きな場所を、私たちの
運命の場所にしたかったから。
でも君は…そうじゃなかった。