happy tomorrow

作者MIKA

…ねぇ、お母さん?


私の言葉、聞こえてる?




私は、全然オトナになれないよ


お母さんの笑顔が、美味しい料理が、お母さんの明るい声が、恋しいよ




あの日から、もう何日眠り続けてるの?






…私は、独りになったよ



お母さんが眠り続けるから、私は独りになったんだ








ねぇ、お母さん?


私はもうすぐ充電切れ…






ただ一人、私に、手を差し伸べてくれてるのは、私の大嫌いな奴だよ…













…お母さんと、娘と、その周りの人達の様々な愛の話です。