FUU

感想です。
とても素晴らしい作品でした。
淡々としてあっさりしてますが、それは主人公の少年が感情を知らずに育ったせいでもあるのかと思います。
生きることを諦めた少年が何もかも失って、たった一つの温もりだけを手探りで見つけて本当に幸せだったんだと思います。
感動して泣けてきそうでした。

少し気になったのが、会話文に句点が付いてないことです。
会話も小説である限り、文ですので句点を付けるようにしてください。
少し判り辛かったのは、丁寧に言っているのが少年の声なのか、普通の文章で言っているのが少年の声なのか、どちらだったのでしょうか。
最後の終わり方として丁寧語で言えば綺麗になりますが、最初から少年の本音だけは統一した方が宜しかったです。
状況の説明や進行は、丁寧語で表さなくても充分ですが。

最後切なくなりますが、とても素晴らしい作品だと感嘆しております。

これからも頑張ってくださいね。