セピア色を背に負って

作者たなはたてる

あの子は本当に頼りなくて。


見てるこっちがハラハラする。


でも、本人はそんなことまるで気にしてない。


いつも笑っていて、バカなことを言ってばかり。



呆れるくらいどうしようもない子だけど。








それ以上に、とても愛おしい存在だった。