夏。~君といた夏休み~

作者魅樺

この話はありきたりなんかでは終わりません。あなたは大切な人との別れを素直に受け止めれますか?『美樺が病気じゃなくて俺が病気で本当によかった』




ーただいま。ー




私はこの言葉をどれだけ待っていただろう。






ねぇ秀?


私がどれだけ泣いたと思う?






涙なんてすぐ枯れるんだよ…













あの夏私は涙をどれだけ恨んだか…


分かる?



秀…



なんで夢でしか笑ってくれないの?




なんで私だけこんな思いしなきゃいけないの?






置いてかないでよ…




ばかー…