2006年の冬。
バラバラになりかけた家族を救ったのは8才で死んでしまった妹、サエからの来るばずのない手紙だった。
「お兄ちゃんはソラマメの秘密を知ってる?」
太陽を探して暗闇を歩き続けていた裕司に届く100日間の物語り。