一流会社の二男、正志は頭は悪くないが、学校嫌いで成績は下の下で、両親はもう正志が普通の社会人になる事は諦めていた。

しかし正志には不思議な能勅があって、それはカラスのカンタロウとゴンタロウとは話が出来るという事だった。

この二羽のカラスも、いじめる事が大好きで、仲間から敬遠されていて、棲みかは正志の実家の楠の枝だった、正志とはよく気があって仲良くしていたが、ある日正志は、両親に勘当を言い渡された。

正志は行くあてもないところに、中尾 一という私立探偵と知り合いになり、自分の両親をゆする事になったが、・・・・・・お楽しみ!