キミがキスした真冬の日。【完】

作者ちあ猫

「誘惑したなら覚悟しとけよ」
そういうように、空の下で抱きしめられる。




「キスしてくれないと凍死するかも」



「知りません」








キミがキスした冬の日。





「彼女じゃないの?」



寒さに、彼の鼻が赤くなった。






第3回企画小説

お 題

【寒いから××しよ】




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2010.11.29修正開始