冥界の扉~死を司る物語~

作者纏條綾月

冥界の扉と呼ばれる場所がある。
そこには本棚があり、冥界の扉をくぐった人々の物語が置かれている。
冥界の扉の番人である司書は語る、いまは亡き人々の物語を…。

都市伝説『冥界の扉』

その都市伝説では冥界の扉を通ると完全にこの世から消えることができるという。

冥界の扉の前には大きな本棚があり、そこにはその扉を通った者たちの生きた証、人生の物語が並べられている。

それを管理するのは冥界の司書、物語の語り部。

さて、今宵はどんな物語が語られるのか。