胸騒ぎとともに眠りについた夜更け
とても悲しい夢を
見ていたのを覚えてる
その朝予感は沈黙を破るように
鳴り出した電話で現実のものとなった
心に消えない傷跡を残したまま
あなたは一人星になった
さよならね
もう二度と逢えない場所へ行ったのね
聞かせてほしかった
嘘で構わないから
あたしはあなたに
確かに愛されてたって
あたしの代わりに今年は
空が泣き続けた
だってあまりにも
夢の続きの様でまだ
泣くことさえもできないまま
さよならね
最後の言葉さえ届かない
聞かせてほしかった
嘘で構わないから
少しもあの日を
悔やんだりしてないんだって
どうしてそうやって
最後の最後まで ねえ
思い出だけを置いてくの？
これはただの夢の続きの物語で
あたしはまだ目が覚めてないだけと言って…
アユ／Memorial address