日本一の卒業~三組の皆へ~

作者紀井本 智也 

今までの中で、一番良いクラス。
そのクラスで過ごした、1年間は、本当にいい思い出です。
それを、小説として、名前だけを変えて書かせていただいています。

私は去年、三年生になった。


義務教育最後の年だから、最高の思い出にしようと思った。


が、しかし、新しいクラスには、話が出来る人がいなかった。


だから私は、休み時間にはいつも読書。


初めは、本当にこのクラスが嫌だった。


けれど、時間が経つにつれて、『このクラスになれて、本当によかった』と、思えるようになった。


そして、時間は過ぎ、私は、今日、卒業式を迎える。