開けてはいけない扉を開いてしまった少女サラ。怪物と人間は交わることの出来ない世界で出会ってしまった二人は、はたして交わることができるのか…。
《ここに足を踏み入れてはならぬ。 踏み入れて良いのは、清らかな乙女だけ。 唯一、その乙女だけが扉を開けるだろう――。》 その言葉通り、私は扉を開けてしまった……。
【お前の血をよこせ】 そして、その扉の向こうで 一人の小さな子供に出会った。