伝説の声を持つ少女。
その少女の初恋の少年は、
絶対音感の持ち主。
2人はよく、互の家で曲を作り、歌い、弾いていた。
だが、少年はどこか遠くへ行ってしまう。
みんなが、親までもが少女の声をめぐって争いをしている。
少女はその争いをやめるために、声を出すことをやめた。
でも、もう一つの理由は、
あの少年のために。あの少年だけに、声を聞かせたかった。
伝説の声の正体とは。
これは、とある少女と少年の。
不思議で、切ないお話。
__『忘れないといけないの?
わたしは、諦めないからね』__