ねぇ、もし叶うならの話…
あの虫の声でもいいの。
私の喉からもう一度綺麗な
音を出してみたい。
今になったらもう、夏の夜
の虫達さえ羨ましいの。
まだ何もなかった私へ…
夢を持つ事。素晴らしい事。それを諦める事なんて軽く、簡単ね。
だけど。
自分の意思とは関係なく、なにかしらの理由でその道が閉ざされてしまったならそれは死ぬ程辛いことでした。
それでも「私」の中で「夢」は生きて、大きくなっているの。
夢を見つけて。