『桜姫伝承』

 

  それは鬼の里に語り継がれる悲恋の物語。

 

 

  鬼の一族の筆頭、鈴鹿家の当主、鈴鹿灯哉。


   彼らの日常を蝕むは、突如現れた妖


          桜姫。


  敵として立ちはだかる桜姫とその従者に、

   術もなく敗する灯哉とその仲間たち。


  しかし、少しずつ伝承が明らかになるうち、

      解き放たれる真の伝承。


      そして桜姫と従者の秘密。 


 抗えぬ運命のもと、集結し、無駄だと知りながら、

     彼らは抗うことをやめはしない。


   『真実』と【運命】に立ち向かう、

      人ならざる者の物語。