あのね、そのね。

作者

はね



話、聞いてほしいのに

だれも相手にしてくれなくて


しくて、

くて、


無我夢中で傷つけてた。




けどね、


いきなり話、聞いてくれる人が増えたの。



だけど。


話、聞いてほしいのに

今の自分を説明したいのに


うまく言葉にできない




一言ずつ考えて、

んで発するようになった。


───もう遅いんだよ



あのね、そのね。





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